
日蓮正宗
筑波山
本證寺
令和七年一月度 御報恩御講

■強調・確認■
令和の「四条金吾となれ」・不惜身命の信心が大切と心得よう。
本年は「活動充実の年」と方針が打ち出された。充実した信行を確立していくには、一人ひとりの法華講員としての自覚が大事である。
まず、御法主上人の御指南をどのように拝しているのか。御意を拝し、身をもって唱題行に励んでいるのか。
次に、不惜身命の決意を心がけているか。一人が一人の折伏を決意しているか。 三に、「一人立つ信行」を決心して、住職の指導を受けきって、異体同心の団結を目指そうと情熱を持って行動しているか。
理屈や言葉だけ、他人事のように無自覚な人、困難を恐れて意気地の無い人と言われない様にしていくことが肝要である。
今年の方針の意義を深く考え、他人から言われて動くのではなく、自ら熱意を持って使命を感じ、自分に出来ることを精一杯工夫していくことである。
金吾殿は、大聖人様が竜口の刑場において、首切られんとしたとき、自らもお供をして殉難しようとした人物である。今の我々にも、金吾殿の「不惜身命の信心」が必要であると勉強した。
富士の清流を御護りできるのは、我々法華講員のみである。総本山を御護りし菩提寺を発展させていくためにも、正法興隆・寺檀和合を祈り、身命を惜しむことなく「止暇断眠の信行」を実践していく決意と覚悟を固め、実践あるのみと発心していこう。
発心していくことで、各家庭の一家和楽が確立し、一人ひとりの境涯の向上が実証され、社会に貢献でき一天広布に繋がっていくのである。
「自分がするのだ」という決意。更には「一人が一人の折伏と育成」に前進していくことが必要である。
お互い悔いが残らない年となるように「常に御本尊様から護られ、大聖人様から激励を戴いている」と拝し、不退転の信心を進めていこう。